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2009.03.23

ワープロソフトの弊害

私はふだんWORDなどのワープロソフトは用いません。職場内でファイルの共有が必要な書類の場合を除いて,私がプリントアウトしてしまえばよいものは,ほとんどエディタで作成します(エディタについては後日)。

体裁を整えなければならない文書の場合は,pLaTeX2eを用いて作成します。これももとのファイルはエディタで作りますので,基本的に文書はエディタでの作成になります。

しかし,同僚を含めて私のまわりでエディタを用いて文書を作成するのはごく少数です。簡単な文書でもワープロソフトを起動して作成しているようです。

私は当初,ワープロソフトを起動して作成する人たちは,体裁を整えつつ書きたいという欲求がある人ばかりだと思っていました。実際,私のまわりにそういう人がいましたので。その人はちょっとした報告書も,非常にきれいな体裁で(とはいっても,ワープロソフトの文字組以上の体裁にはなりませんが……)提出されることに感嘆していたくらいです。かくいう私は,ちょっとした報告書なら,エディタからそのままプリントアウトしますので,体裁は気にしませんでした (^_^;

ただ最近,このような人はむしろ少ないのではないかというのが私の印象です。体裁などにも気を使わず,非常に読みにくい文書を他人に配布する。これがワープロソフトが普及した現在の状況でしょう。

私たちが文書を作るステップは本来以下のようであるべきでしょう。

  • 構想を練る。

  • 文書内の文章を作成する。

  • 文書の体裁を整える。

そして,PC上ではこれらの作業に対応して次のようなソフトがあるわけです。

  • 構想を練る。:アウトラインエディタ

  • 文書内の文章を作成する。:テキストエディタ

  • 文書の体裁を整える。:ページレイアウトソフト

おそらく多くの人が自覚的であるか否かは抜きにして,この3つの段階を経て文書を作成すると思いますが,ワープロ専用機で文書を作成してきた人はこの3つの段階をほぼ同じ機種の上で行ってきたのではないでしょうか。その場合,この3つのプロセスは,よほど自覚的でないかぎり,内容的にも形式的にも非常に読みにくい文書を作成してしまう可能性が大きくなるように思います。

ワープロソフトで文書を作成するということもその危険性が高いように感じていますが,いかがでしょうか?

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